働くことは生きること、
いっしょうけんめい生きること。
戦後まもない高知の鉱山・漁村・農山村で働く人びとのかがやく姿を、鮮やかにとらえたアマチュア写真家の、深い共感のまなざし。
石田榮は、特攻隊を送り出す整備兵をへて、敗戦後、海外引揚者から譲り受けたカメラで写真と出会った。
働いて日々を生き抜くなかで、休みの日、カメラを片手に日曜日でも体を張って働く一次産業の人びとへ会いに通った。
昭和30年前後の5年ほどの間に撮られた写真は、ネガのまま半世紀を超え、人びとの笑顔を甦らせる。
(羽鳥書店HPより)
アマチュア写真家 石田榮さんは、初めてカメラを手にしてから90歳になられた今も、ずっと写真を続けて発表して来ました。
この写真集は戦後間もない高知県で撮影されたものですが、日本人の原点そのものが写し出されています。まじめで勤勉、まだ貧しい時代に生きる人々からは、愛おしさとユーモアさえ感じられます。
身近において時々開きたくなる様な写真集です。
石田榮さんと写真集応援サイト
https://ikirukoto.tumblr.com/
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200頁 B5判 並製本
著者:石田榮 Sakae Ishida Photographer
構成・デザイン:長尾敦子(Book Photo PRESS)
発行:羽鳥書店
発売:2016年7月21日
★巻末に24ページのテキストが収録されています。石田さんは特攻隊での経験と、これまでの写真との関わりを書かれています。戦後の日本の写真について知ることができるテキストはフォトエディター堀瑞穂さんによるものです。
★作家のサイン入り
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